スーパーマリオの衝撃、愛知県にいた小僧に届く

1985年9月に任天堂からファミリーコンピュータ用ソフト、「スーパーマリオ」が発売されました。
主人公のマリオが弟のルイージと一緒にピーチ姫を救い出すという物語で
主人公である兄弟(1Pがマリオ2Pがルイージ)をプレイヤーが操作して楽しむゲームだったのですが、
童心に突き刺さるゲーム性が大変話題になりました。

1983年にファミリーコンピュータ(任天堂)(以下ファミコンと略します。with love)が発売されて
僕の家庭にもいつしかファミコンが登場、最初にやったのはベースボールだったと記憶しています。
その後マリオブラザーズやドンキーコング、テニスやサッカーなど時間と親の許しがあれば
ファミコンをやるほど夢中になっていたのですが、そんな僕がある日友達の家でスーパーマリオをやることになるのです。
(その友達のママは夕方6時以降に帰ってくるのため、なかなかお会いする事もなかったのですが会った事もあるわけで、
なぜかとてもセクシーに感じた事も覚えています。)
今までにない横スクロールの広大な画面を時にはゆっくり、時にはスピーディに突き進み、コントロールに対する
レスポンスの良さに感動、8面まである広大なマップを制覇するゲーム性にフロンティア精神をくすぐられました。
ただでさえくそおもしろいファミコンゲーム。その中でも一線を画すスーパーマリオの衝撃は
思春期もまだ訪れぬ僕の多感な脳味噌のしわに強烈に焼きついたのです。
当然学校でも話題になっていてみんなしかるべく場所で衝撃を受けたのだと思いました。
共有する感動。最高です。

なんでこのようなことを記しているのかというともちろん僕の記録をブログに残しているためだということもありますが
人生において衝撃だと記憶に残る事っていっぱいあるようで実はあまりないんじゃないかと思うのです。
僕はデザイン業を生業にしているので仕事上でも人生で感動した体験を自分自身に蘇らせては、その感情を仕事に落として
人に与えたいと思っています。まずは任天堂がくれた衝撃は愛知県にいた小僧にもしっかり届いていたと、
今もしっかり心に残っていると書き留めておこうと思います。